歯ぎしりや食いしばりは放っておくと様々な口腔疾患を起こしてしまう原因となります。しかし、ご自身ではあまり自覚していないケースもありますので一度意識して「自分は歯ぎしりや食いしばりをしていないか」チェックをしてみましょう。
《歯ぎしり・食いしばりのセルフチェック》
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- 集中している時に無意識で噛みしめていることがある
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- 歯にヒビが入っているまたはヒビが入った事がある
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- どこかにぶつけたり転倒したりという事はないのに歯が欠ける事がある
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- 歯ぎしりをしていると指摘されたことがある
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- 頬の内側が歯で噛んだ跡がある
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- 原因が分からない頭痛や肩こりがある
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- 朝起きた際に顎が痛い・歯が痛い・こめかみが痛い
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- 歯の根元が欠けていたり削れている
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- 自然にお口を閉じている時に上下の歯同士がくっつく
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- 冷たいものを口にするとしみる
一つでも当てはまる場合は歯ぎしりや食いしばりをしている可能性がありますので注意が必要です。
《歯ぎしりの種類》
実は歯ぎしりにはいくつか種類が存在します。
クレンチング
クレンチングは上の歯と下の歯を強く噛みしめる種類の食いしばりです。歯ぎしりのように歯をずらしてこする事はしないので音がしません。そのため、気付きづらく無意識に行っていることが多いです。強い力で食いしばるため、エラや顎が痛くなることがあります。また、歯がすり減っている場合もこの症状の場合があります。
グラインディング
グラインディングは上下の歯をギリギリとこすり合わせるような歯ぎしりの種類になります。歯をこすり合わせるため、歯が欠けたりすり減ったり割れてしまうこともあります。
タッピング
タッピングは上の歯と下の歯をカチカチと鳴らすタイプの歯ぎしりです。ケースとしては少ない症状ですがクセになりやすい為、無意識に繰り返してしまい歯や顎に負担が蓄積されやすいので注意が必要です。
《歯ぎしり・食いしばりの原因は?》
歯ぎしり・食いしばりは『ストレス』や『噛み合わせ』、『顎関節症』が原因となる事が多い症状と言われています。しかし、明確な原因は分かっておらず一つの事が原因ではなくいくつかの原因が重なって引きおこる事もありますので当てはまる原因を一つずつ解消していく必要があります。放置していても自然と解消される可能性は低い為、セルフチェックで当てはまる方や症状が出ていてつらい方はお早めに当院へご相談されることをおすすめいたします。
《治療方法》
上記でご説明したように歯ぎしり・食いしばりには種類があるので種類やクセに合わせて治療を致します。噛み合わせが原因の場合は正しい噛み合わせに導くために矯正治療をおこなったり、補綴治療をして調整致します。また、就寝時に歯ぎしりをしてしまう方にはマウスガードというマウスピースを作製しますのでこちらを就寝時に着用していただきます。当院ではこのように患者様お一人お一人に合わせた最適な治療方法をご提案させていただきますので歯ぎしりや食いしばりでお困りの方はお気軽に当院へお問合せください。